評価:
この本の中で、立花氏は、
「21世紀は分子生物学の世紀になりなる」と言い切っています。
例えば、こんなことが予想されます。
医療はそれぞれの人の遺伝子にあわせた「オーダーメード医療」になる。
肝臓や心臓などを再生させる「再生医療」が可能になる。
(これにより内蔵移植ではなく、自分の細胞での内蔵再生が可能になる)
バイオ技術により「スーパー人間」を作ることができるようになる。
お金ちは、いい遺伝子をたくさん持ち、貧乏人は、貧しい遺伝子を持つ…
その結果、将来的には、両者は違う種族になるだろう。
…もっとも、たとえ技術が進んでも、哲学的、宗教的なことが
大きな壁になりますよね。
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