星々の悲しみ(短編集)
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評価:
宮本 輝 は大学の先輩らしいので デビュー当時に読んでみた事が有る。 派手さはないが、じつに奥行きの有る小説で感動した。 すぐれた小説家はおしなべて短編の名手だ。 この本を読むとそれが実感される。 主人公が活躍するわけでも、破滅するわけでもないが、 じんわりとドラマがにじんでいる。 日本酒を飲みながら読んでもいい数少ない本の一つだと思う。(何の為に?)