文福茶釜
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評価:
古美術でひと儲けをたくらむ男たちの騙しあいに容赦は無い との宣伝文句にいつわりなしのおもしろさだった。 ハードボイルドな印象もあって、けして暴露ものではおわらない、 しっかりとした読みごたえだった。 おしむらくは、美術ゴロの凄みは伝わったが 美術品そのものの存在感が描かれていなかった それがあれば、 一級の読み物になったのではないかと思う。 偉そうな事を言ってすみません。