評価:
シリ・ハストウィット、アート・スピーゲルマン、T・R・ビアソン、
スチュアート・ダイベック、リチャード・パワーズ、レベッカ・ブラウン、
カズオ・イシグロ、ポール・オースター、村上春樹のインタビュー。
レベッカ・ブラウンとポール・オースターが気になった。
村上春樹のインタビューは興味深かった。ポイントをまとめておく。
自分のことを書くのは、大変だから、コロッケについて思うように書け、
というコトバがある。読む人も、その人の自身を知ろうとするより、その文章を読んだ方が分かるかも知れない。
外国の神話も、日本の神話も正しいパッセージさえうまく見つけられれば、いろいろな言語に置き換えられても、同じように人の心をつかむ。
タイタニックのような映画を、大衆的だ、非知性的だ、と言って批判することは簡単だけれど、深く、問題点が浮き彫りになるような読み方もできる。
その時代に知性の総量は同じ。
|