文明論之概略(再読)

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者福沢諭吉

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コメント
 

スメルジャコフ [2009年05月16日(土)]

評価:


人に会うので、参考までに、当書の
「西洋文明の由来」の項だけ再読、味読してみた。

ひと言でいえば、
「西欧は、権力が散らばり、日本は、権力が片方に偏る」
まぁ、そんなことが書かれている。

福沢は啓蒙思想家なので、
未来に理想の社会があり、そこから逆算して、
現時点は、まだこの状況なのよネという、
文脈でとらえると、

時間の洗礼を受ければ、
上記の日本の権力の偏重は改善される、
ことになるのだが、果たしてどうか。

数千年も続いた権力が偏重する国民性が変わる。
まぁ、そんなことはねぇだろうサ。

民主党は、政権交代可能な社会を作ると言っているが、
結局、混乱のすえ、権力が新しい人たちに移行し、固定化されると思うナ。


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すみません、取り乱しました。