大審問官(カラ兄)
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評価:
「カラ兄」の有名な「大審問官」を再読してみた。 聖書を読んでいないと、なかなか理解できないが、 自分に引き寄せた理解でまとめてみよう。 キリストは、人々にパンを与えることを拒否し、 天上のパンと自由を与えようとした。 だが、実際は、どうだ。 自由を与えられた人は、 自分たちで分かち合うことができず(社会・経済的な事柄)、 また自由から来る苦悩に耐えられず(個人的な事柄)、 結局、為政者を求めてしまっているではないか。