評価:
ブルーカラーの家で生まれ、レイ・カーヴァーは、製材所、
病院の守衛など職を転々とした。この詩を読んだあと、
ちょっと、しんみりしちまった。
(タイトル)
仕事を探そう
僕はいつも朝飯に
川鱒を食べたいと思っていた。
突然、滝への新しい小径を
僕は見つける
僕は急いで歩き始める。
起きなさいよ。
と女房は言う。
あなた寝ぼけているのよ。
でも僕が起こり上がろうとすると、
家が傾く。
寝ぼけてなんかいるもんか。
もうお昼よ、と女房が言う。
僕の新品の靴が戸口に置いてある。
ぴかぴかに光っている。
その他に「二台の馬車」(P79)「絵画と魚」(120)
「ひとつくらい」(129)「若い娘」(155)「夏の霧」(175)
|