広告の迷走(三読)

政治・経済・ビジネス・科学
著者梶祐輔

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評価
コメント
 

スメルジャコフ [2009年09月20日(日)]

評価:


本書は、新聞やテレビ広告に携わっている人のための本田と思う。
残念ながら、当方は、該当しないが、考えてみたい指摘があった。

ひとつは、企業イメージ論である。

ブーアスティンは、自書の中で、
企業のイメージは、中立的でなければならないと説いたそうである。

消費者の期待にこたえる柔軟性を持ち、多様な解釈や、思い入れに
広く対応できる中立性が、企業イメージの重要な条件なのだと言っている。

これに対し、藤竹暁氏は、中立的な企業イメージは、
消費者の批判的判断を中止させることにある、としている。

もうひとつ頭に入れておきたいことは、
ライトユーザーとヘビーユーザーの問題である。

本書より引用しよう(p117)

一般に、あらゆる市場は、数で70%を占めるライトユーザーと、
30%のヘビーユーザー(ロイヤルユーザー)じゃら成り立っていると言われる。

ライトユーザーは、頭数こそ多いけれど、商品の売り上げに対する寄与度は大きくない。人数では30%にすぎないヘビーユーザーが、逆に売上げの70%を生み出す。


あとは、環境広告、コーポレートブランドの問題は、
引き続き考えてみたい。(コピー参照)


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すみません、取り乱しました。