評価:
英文のような忍耐が必要な本は、長距離バスの中でしか読めない。ということで、レイモンド・カーヴァーの「kindling」を原文で読んでみた。まぁ、カーヴァーの小説は翻訳で全て読んでいるので、こういうことができるわけだ。で、最初と次のバラグラフの意味がつかめなかったが、何となく読めた(こちらは、後日、英英辞典で単語を調べ、それでも分からない場合は、村上訳をチェックしてみよう)。えーと、カーヴァーの小説には、傷ついた人がよく出てきまして。弁証法的(言い方は合っているかしら)ではなく、まったく関係ないようなことで、気持ちが言えていくという。こういう感じが好きである。
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