評価:
自分の気持ちと頭を整理するために書かれた本、
と読めなくもない。
したがって、借り入れ状況と関係者が雑多に書かれ、
分かりづらい。
まぁ、それほど、方々でお金を借り、
右から借りて左に返すことを繰り返していたわけだ。
結局、最後は、
貸し手の親分的存在であった信用金庫の破綻により、
著者の会社は行き詰まったということか。
政治行政の方針の転換(金融庁の査定の強化)は、
人の人生を大きく左右すると思ったし、
実家と、奥さんの家の資産を全て失わせてしまう
中小企業の経営とは、たいへんなものだなぁと思った。
魔物が付いてしまうのかしら。
|