審判
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評価:
難渋な小説だが、読み進めていくうちに、 クセになるような感じがした。 肝の章は「大聖堂」でのKと教誨士との やり取りだろう。ここは再読してみた。 不安とは、事実ではなく、 それと離れた概念にあるのだろうか? 後半、社会とコミットメントすることで、 不安から開放されるような一文がある。 このへんは、ヘッセの「荒野のオオカミ」を思い出してしまった。