「額の男」を読む(「漱石全集 第11巻)
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評価:
長谷川如是閑の「額の男」の批評。労働者の会話は貧弱なのだが、前後相まって有意義な響きを与えると書かれている。そういう視点から読むと、「二百十日」は興味深いかも知れない。労働者階級のストーリィを描いたレイモンド・カーヴァーも興味深い。