坂の上の雲(一)
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評価:
司馬作品は、文学というより、膨大な知識を編集し注釈を付けていく。 そういう感じだろうか。編集や注釈には、知らず識らず、御本人の好みが出ていると思う。主人公の秋山真之は、軍人を目指していたわけでなく、学費がタダな方法、自分が一番になれる道を選んだ。この巻に書かれている肝は、ここだろう。