蠅の王

小説・古典
著者/監督or主演ウィリアム・ゴールディング
翻訳/原作者平井正穂

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スメルジャコフ [2010年10月25日(月)]

評価:


「蠅の王」を再読。この物語は、
いろいろな意味合いが、からまっていると思う。

例えば、ラーフとジャックが2派に分かれたこと。
これは、漱石の名文「点頭録」中の(いわば原始的な)
力の信仰と、理念の対立を思い出させる。

ノロシと、豚の狩猟、
太陽の光を集め点火するためのピギーのメガネと、
ほら貝は、なにかの象徴だろう。

当小説は、映画化されている。
ご多分にもれず、原作にはかなわない。

また、当小説は、
F・コッポラーの「地獄の黙示録」を思わせる。

解説を読むと、エリオットの「荒地」、
さらには、ジェームス・フレーザーの「金枝篇」が
影響していると思われる。


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すみません、取り乱しました。