荻生徂徠(日本の名著16)
この本を読書記録に登録する。
評価:
「弁明」と「政談」を現代文で読んでみた。 「弁明」の元禄時代の経済の考察は、とても興味深い。 日を改めて、見てみたいと思う程である。 だが、それに対する礼を中心とた制度の提案には、 いささか、否定的である。窮屈だわ。 銭の語源は泉であり、 世の中をめぐって、人のためになる働きがあること。 お金は証文などに、なっているものが多く、 実際のお金の流通量とは違うこと(現在でいえば、キャッシュフロー) など、新鮮なハナシ多し。