この国のかたち
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評価:
文藝春秋から出ている全巻を通読してみた。 文章の書き方にアクセントが付いているので、 司馬さんの好みが、ともすると、 普遍性を持つような印象を与えやしないか。 氏の文章から、傑出した天才が、 時代を動かしたり、文化の基礎を築いたという印象を受けるが、 当方は、それよりも、(ここでは詳しく書かないが) 今西錦司の説の方が、ズシンと来る。