日本の未来へ

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者/監督or主演司馬遼太郎/梅棹忠夫

この本を読書記録に登録する。

読者ナンバー
パスワード (パスワードを忘れた場合はこちらから調べられます。)
評価
コメント
 

スメルジャコフ [2011年04月14日(木)]

評価:

フランス革命により、広域国家ができ、
いわゆる近代が始まった。

そして、国家あるいは帝国が出現し、
ナショナリズムが地球を覆った途端に、
少数派の問題が顕在化してきた。

人間には分類感覚があり、
これが差別の基本原理になり、
人間は何らかの特徴で分けられてしまう。

リーディングな部族、民俗以外は排除され、
差別が始まる。

普遍性は、それに対するバファになる。

歴史の中では、日本では、稲作が普遍性を持ていたし、
カトリックや共産主義も普遍性を持っていた。

しかし、現在では、全体というものと、
一人ひとりの人間として、結び続けてきた絆もなくなってしまった。

これからは、個別的あるいは各個的に、
ケースごとに、人間と人間が顔をくっつけて解決していくしかないだろう。


top
by/ ホームページ制作・グラフィック・WEBデザイン 8pweb
デザイン・DTP・ITシステム モリ
@メール・SEED (シード) モバイル電子名刺システム
WEBデザイン ことはじめ
すみません、取り乱しました。