権力と栄光
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評価:
友人から頂戴した一冊。 とても良かった。 主人公は司祭。 良いポジションに居て、 当たり前のように懺悔を聞いていた司祭は、 あることを契機に、酒や性に溺れていく。 懺悔など客観的なことだったのだが、 いざ自分の身に降り掛かってくると、 迷い、罪の意識、偽善などが血肉の問題となり、 精神の地獄を見る。ま、そんな感じ。