私は誰になっていくの?
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評価:
オーストラリアでキャリアの道を進んでいた彼女は、 49歳の若さで、アルツハイマー病を宣告される。 徐々に症状が進む彼女にとっての救いは、キリスト教の信仰であった。 最初は、アルツハイマーの患者が書いた本として手にとってみたが、 読み進むうちに、 強者から一転して弱者になることへの心の変容、 専門分野である科学的(客観的)視点と宗教的な視点 に関心が移っていった。良書だと思う。
49歳→46歳の間違い。 本書付録のインタビュー記事も良い。