決断力(四読)
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評価:
司馬遼太郎が、 将棋について語った文章に出会ったことはないし、 逆に、 羽生善治が司馬遼太郎について語っている文章に 出会ったこともない。 しかし、本書と「坂の上の雲」は、 ニュアンスが重なる箇所が多々ある。 こう書いてみると、戦争に限らず、 世の中は、いろいろな要素が複雑にからんでいるに 決まっているが、 「坂の上の雲」では、まるで、将棋のように 一対一の視点で歴史が描かれているかも知れない。 ちなみに両書とも、小生にとって、 教科書的な書籍である。