評価:
ある土地に縁が出来たとき、
その後、その地の「街道をゆく」を読んでいる。
本郷、伊豆、
そして今回、滋賀の紀行文?を読んだ。
終の住処に選んだ芭蕉、
「ひとりね」の柳沢淇園(きえん)、
もぐさで財をなした浦松七兵衛、
そして、戦国期の井伊直政、浅井長政、
国友村(北近江)の鉄砲鍛治、
竹村正義・元滋賀県知事等について書かれている。
著者は、あらかじめ、
可能な限り資料を読み、その後、現地に行っていると思う。
武村氏とは、対談もしていて、
本書で書かれている関西の水瓶としての琵琶湖について、
指摘(啓発?)している。
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