評価:
社会的、経済的な事柄を
個人に引きつけて述べられている。
指摘できそうな点もあれば、
感化されそうな部分もある。
抜粋してみよう。
「わたしの経験と実感では善いことをしたときは、
よほどつつましく隠れるようにしないと反感が持たれるのだ」
(菅直人は)
「役人個人の不正やルーズさからくる違法行為にすべてを還元してしまい、
無責任な構成機構にメスを入れようとしない。司法はそれに輪をかけて、
すべてを個人の人間の悪事や不正な犯罪行為に還元するだけで。国家機構
の犯罪そのものは、いつの間にか消えてしまう」
「情報伝達の手段は発達すればするほど、有効さや便利さを増加させる。
しかしその本質は「意味量」の増加を第一義とし、「価値量の」の
増加は、それに付帯するに過ぎない。「価値量」を第一義に増加させ
るためには、ディスコミュニケーション、引きこもり、気も狂わんば
かりの忍耐力が必要とされる」
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