未曾有と想定外
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寺田寅彦の随筆が引用されている。 同じような場所に同じような天災がやってくる一方、 人間は忘れてしまう性を持っていることが述べられている。 1947年に首都圏に大被害を及ぼしたカスリーン台風。 安政東海地震、32時間後に起った安政南海地震、翌年の安政江戸地震、 その10か月後の安政江戸暴雨風などを引き合いに、 現在の防災に警鐘を鳴らしている。