福島原発の真実

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者/監督or主演佐藤栄佐久

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スメルジャコフ [2012年08月07日(火)]

評価:

前福島知事・佐藤栄佐久の著。

原子力行政に疑問を問いかけて来た佐藤氏は、
ダム工事をめぐる汚職事件で特捜検察に追求を受け、失職。

エピローグによると、検事は、佐藤氏の弟に
「知事は日本にとってよろしくない。いずれ抹殺する」
と言ったようだ。

本の文脈から察すると、「よろしくない」というのは、
原子力行政の大方針にタテを付くのは「よろしくない」
という意味だろう。保守全般の底知れぬ不気味さを感じる。

◯2003年、データの改竄や捏造が問題になり、東京電力のすべての原子炉が停止になる。そのときの経済産業相・平沼赳夫は首都圏大停電に言及した。読売、朝日も危機をあおる。p182〜187要約す。

◯原子力政策は、欧州の多くの国では国会の議決や国民投票で決められております。しかしながら、わが国の場合、これまでの原子力長期計画は原子力委員会の決定後、閣議報告のみで決められている。さらに原子力発電でさえ、国会が制定したエネルギー政策基本法にはまったく、記述がなく、閣議決定で決められるエネルギー基本計画になってようやく出てくる。p198


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