夏の滴

SF・ファンタジー・ホラー
著者桐生祐狩

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評価
コメント
 

イモおやじ [2005年10月09日(日)]

評価:

第八回日本ホラー小説大賞長篇賞受賞作。
前半の導入部分がとにかくおもしろい。
小学校の生活が生き生きと描写され、
そこにリアルに異常な状況が描き足されていく。
後半はいきなり濃厚な伝奇小説になり
また違った読みごたえが有る。
終わり近くではSFスペクタクルとなり
最後にこれでもかのおまけで、社会派のSFとして終る。

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