評価:
眼鏡が必要な文字がぎっしりで800ページである。
電車で読むの持ち難いのでまいった。
さすがに途中であきさせることはなかったが、
逆に話を慌ててまとめた気配があって、
展開をいそぎすぎるような印象があった。
思いきって全八册とかでもいい内容っだと思う。
したがって、ちょっと長いわりには
作者らしくない荒さが気になった。
じっくり3時間越えの映画にでもすると
かなり粋な絵になりそうだ。
犯人と京極堂の会話で始まるシーンは
映画化を意識しているにちがいないとしか思えないが
顔が見えては展開がおかしくなるので
それもないような、アングルでなんとかなるような……
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