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評価：
先日、楽天の野村監督にお会いする機会を得た。
なぜデータ野球をするようになったか、
興味深いお話をうかがうことができた。
親からもらった、自分の才能では、
どうしても２割６分の打率しかいかなかった。
３割打って、一流打者だと思っていたので、
あとの４分を埋めるために、スコアからデータをもらい
来る日も来る日も研究したそうである。
打つ、走る、守るといった有形のものを、
考えるという無形のものでカバーしたのである。
矢野顕子の曲に「愛があるから考える」というフレーズがあるが、
こちらは「才能には限界があるから考える」である。
いま、来週の火曜日までに原稿をまとめなければならないので、
「巨人軍論」という本を読んでいる。
川上監督時代の巨人軍を絶賛した本だが、
昨今の勝ち組に対して、負け組のモティベーションの高め方
としても読める。
ライブドア熱が冷めたせいもあるのか、先日の話では、
すでに３０万部の売り上げだそうである。
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