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評価：
会社を倒産させた当事者の手記。
今まで読んだこの手の本の中では、
いちばん読み応えがある。
引き継いだ会社が粉飾決算をしていたこと、
売り上げで賄え切れない分を、借り入れに頼ったこと、
頼りにしていた銀行が破綻したこと、などなど、
倒産に至るまで、複数の要因がからみあっている。
でも、いちばんの原因は、
編集プロダクションという業態にあるような気がするな。
固定費を減らし、仕事量に応じて、外部スタッフを柔軟に
マネージメントすることはできなかったのだろうか？
それと、もっと早めに、会社を畳んでいれば良かったのにと思った。
他人事だけどね。粘れば粘るほど、周りの人に迷惑をかけたわけだから。
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