キャッチャー・イン・ザ・ライ

小説・古典
著者サリンジャー
翻訳村上春樹

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評価
コメント
 

スメルジャコフ [2004年05月04日(火)]

評価:


野崎孝氏の翻訳した
「ライ麦畑でつかまえて」の方が
タイトルとして浸透しているかな。

ずいぶん昔、
サリンジャーの他の小説を
数冊読んだことがあるけれど、
今回も同じように、
良い読み手になれなかったようです。

原文が読めたり、
アメリカの文化を知っていたら、
もっと、うまく読み込めるかも、ね。

といっても、所々好きな言葉はありましたよ。
ひとつだけ、取り上げてみます。

「未成熟なるもののしるしとは、
大義のための高貴な死を求めることだ。
その一方で、成熟したしるしとは、
大儀のため卑しく生きることを求めることだ」

この言葉は、この小説を読み込むための
キーワードにもなるような、ならないような。


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