嵐の日々
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評価:
著者の伝記風な戦争体験もの3編と 珍しい不動産小説3編 という、変わった短編集。 戦争中の勤労動員の話は、 少し楽しいのと シビアなのとがあったが いずれにしても しっかりとした視点で戦争をみつめているのかな と、戦後派の私にも何かを感じさせ 読みごたえがあった。 一癖も二癖もある不動産業者や 不動産ゴロが登場する短編群は 不思議なおもしろさだった。