蜘蛛の糸・杜子春

小説・古典
著者芥川龍之介

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評価
コメント
 

スメルジャコフ [2007年02月21日(水)]

評価:


ダライラマの本を読むと、
利他主義の大切さを知ることができる。
これは、チベット仏教だけでなく、
他の仏教にも共通しているのではないか。

またキリスト教には「隣人を愛せ」という言葉があるが、
こちらは、どういう意味か。

本書は、芥川が主に児童書に寄せた短編集。
全般的に、仏教の利他主義が感じられる。

「蜜柑」では、奉公に行く姉の弟を思う気持ちが、
「杜子春」では、亡くなった母を慕う気持ちが描かれている。
「蜘蛛の糸」は、逆に利他主義ではなく、利己主義をテーマにした物語。
自分だけ助かろうとした瞬間、蜘蛛の糸が切れて、再び地獄に堕ちてしまう。

ちなみに宮崎駿監督の「もののけ姫」は、
「犬と笛」にインスパイアされたと思う。


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すみません、取り乱しました。