評価:
渋沢栄一のファンなので、
タイトルに引かれて読んでみた。
著者は、同氏の孫の孫にして、
日本のヘッジファンドの草分け的存在。
渋沢栄一より、
ヘッジファンドについて多くの
ボリュームが、さかれていたので残念だったが、
ヘッジファンドについてのイメージを変えることはできた。
ヘッジファンドは、同書で書かれているように
「闇の大王」のようなイメージを抱いていたが、
実際は、ちゃんとした顔を持った人たちで運営されている。
ユダヤ人に牛耳られていることもなく、
意外に、アメリカ南部出身の人が多いとか。
詐欺師も南部出身が多いらしく、このへんが面白いなぁ。
また、ヘッジファンド全体の運用資金も、マスコミに騒がれるような
巨大な金額ではなく、日本の大手保険会社程度らしい(2001年現在)
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