残糸の曲(上・下)
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評価:
久しぶりに陳ワールドを堪能した。 特に前半の戦争前夜の神戸の町の描写がすばらしい。 丹念に主人公の生活を描写するあたりは 呼んでいて引き込まれるのだが 後半でクライマックスを急ぐあたりが少し残念だった。 ページが制限されていたのだろうか?