評価:
業態を変えた企業は、かなりある。
ホンダは、バイクから自動車に比重を移した。
ヤマトは大型運輸から退却し、宅急便という業態を自ら作った。
本田宗一郎や小倉昌男の本には、たしかに、その経緯が書いてあるが、
僕にとっては、あまり参考にならない。これは、巨大な組織の話だから。
近いのは、フリーから、『ほぼ日』を軌道に乗せるために、
会社組織にした糸井さんとなる。
そう思い、この本を再読してみた。
だが、残念ながら、僕と似ている所が、まったくない。
キムタクや矢沢にコネなどないし、「ほぼ日」の活動資金を捻出するために、
年間数千万のコピーライティング料を稼ぐ力も、もちろん、ない。
結局、自分の頭で考えるしかないんだろうなぁ。
|