二宮翁夜話

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者福住正兄(筆記)

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コメント
 

スメルジャコフ [2007年12月23日(日)]

評価:



1)

石田梅岩も二宮尊徳も、
分を知る大切さを説いている。

この考えは傾聴に値するが、
見方を変えると、江戸時代のイデオロギー、
すなわち士農工商という身分制度を支えることにもなっただろう。

その辺、吉田松陰は、どうだろう?
松陰の思想は、長州藩の志士たちに受け継がれ、
倒幕の流れを作っていった。


2)
俗に神仏儒と言う。

石田梅岩は、神仏儒は、とぎ草のようなもので、
これを利用して性を観ることが大切だと言っている。

それに対して、二宮尊徳は、
「古道に積もる木の葉を掻き分けて天照す神のあし跡見む」
という歌を読んでいる通り、神道を優先させているように思う。


本書を、まだ読み終えていないが、まずはメモとして。


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すみません、取り乱しました。