彼岸過迄

小説・古典
著者夏目漱石

この本を読書記録に登録する。

読者ナンバー
パスワード (パスワードを忘れた場合はこちらから調べられます。)
評価
コメント
 

スメルジャコフ [2008年05月23日(金)]

評価:


問いかけの小説「こころ」に対し、
「彼岸過迄」は、須永に感情移入する小説だった。

内向的な須永に対する、叔父の松本の意見を抜粋しておこう。

「内へ内へと向く彼の命の方向を逆にして、外にとぐろを捲き出させるより外に仕方がない。
 外にある物を頭へ運ぶために眼を使う代わりに、頭で外にある物を眺める心持ちで眼を使う
 ようにしなければならない。
 天下にたった一つで好いから、自分の心を奪い取るような偉いものか、美しいものか、
 優しいものか、を見いださなければならない。
 一口に云えば、もっと浮気にならなければならない」



top
by/ ホームページ制作・グラフィック・WEBデザイン 8pweb
グラフィック・ウェブデザイン、DTP、ITシステム モリ
@メール・SEED (シード) モバイル電子名刺システム
WEBデザイン ことはじめ
すみません、取り乱しました。