「円」はどこへ行くのか

政治・経済・ビジネス・科学
著者行天豊雄

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スメルジャコフ [2008年06月24日(火)]

評価:



オイルショックの時、
国際金融の最前線に立っていらした方だけに、
興味深い話が多々あった。

例えば、石油の値段が上がることは、
インフレ要因なのだが、一方では、
国内から産油国にお金が流れる
(つまり国内のお金が少なくなる)のだから、
デフレの要因にもなるという。

また、急にお金が入ってきた産油国は、
使い道がないので、そこかに投資するなり、
貸したりしなければならない。
要は、時間が立てば、お金は
ぐるりと回るわけなのさ。


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