広告会社は変われるか(再読)

政治・経済・ビジネス・科学
著者藤原治

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スメルジャコフ [2008年08月07日(木)]

評価:


紙媒体は面積の制限がある。
時間という点で捕えれば、テレビもまた同様だ。

広告主から消費者に向かって商品情報が流れる場合、
ボトムネックは、ここに、あった。

違う言い方をすれば、制限があるゆえに、
スペース・ブローカーを主業務とする広告代理業が成り立っていた。
(印刷業にも、似た理屈が成り立つと思う)

一方、ネットの世界に制限はない。無制限に流れている。
媒体はボトルネックでなくなった。その変わり、生活者に
ボトルネックが移った。

生活者がボトルネックになるとは、どういうことか。
本書では、こう書かれている。

「それは、コンテンツの選択が生活者に委ねられたことを意味する。
これまで情報が流れるか流れないかは、メディアの如何によったが、
これからは同現象が、生活者によって起こるということになる」


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