わが「転向」
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評価:
この本の一番の肝は、 日本は、もはや生産ではなく、モノを消費する産業が 主流になっているという指摘だろう。 したがって、政府は経済運営に当たっては、 後者に重点投資をしなければならないという。 具体的には、こう書かれている。 「六割産業のサービス、流通、教育、医療に重点投資すれば、 その波及効果は、3割産業の製造、建設より2倍程度の効果がある」 製造や建設と違い、モノを消費する産業は、モノを残さないから、 何となく投資しづらいという指摘も、うなずける。
That's not just logic. That's raelly sensible.