禅学入門
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評価:
大拙が英文で書いた『An introduce to Zen Buddism』を、 本人が日本語で訳し直した本です。 タイトルどおり、禅の入門書なのですが、 座禅を1回きりしかやったことのないボクにとっては、 とても難しい本に思えました。 「禅は、吾々は余りに言葉と論理の奴隷であると思っている」 と、本書にも触れられている通り、禅は論理を超えたところに、 その本質があるらしいのです。 西洋が得意とする否定と肯定の二元論を超えた 肯定が禅にはあるそうです。