評価:
西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の5人を、
我が国が誇る日本人として、海外に紹介しています。
二宮尊徳という人は、
ともすると、学校の校庭に建っている銅像の影響で、
勤勉なイメージが先行しがちです。
しかし、尊徳の真骨頂は、その思想性にあって、
例えば、効率至上主義の現在にあって、
効率より動機が大切なんだ、という意見には、
ボクも大賛成です。
この点は、この前読んだ渋沢栄一も
似たようなことを言っていたなぁ。
しかし、夏目漱石、鈴木大拙、内村鑑三、新渡戸稲造といった
明治の知識人は、しっかりした英語が書けたんですねぇ。
国際化と言われているわりには、
現在、そのような知識人は皆無なんじゃないかな。
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